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秋成論攷 学問・文芸・交流

出版社名 笠間書院
出版年月 2017年2月
ISBNコード 978-4-305-70838-0
4-305-70838-8
税込価格 9,350円
頁数・縦 368P 22cm

商品内容

文学賞情報

2018年 第11回 日本古典文学学術賞受賞

要旨

上田秋成―「歌道之達人」とよばれた男の実像に迫る。『雨月物語』一書を以て近世文芸の白眉と見なされてきた秋成の、和学者・歌人としての側面に注目したとき、秋成という人物と彼の学問・文芸は、どのような相貌をみせてくれるのだろうか。本書は、多才を以て鳴った秋成晩年の諸活動を跡づけ、さらに周縁との関係を解明していくことで、近世中後期の上方における秋成の位置づけや、秋成文芸の新たな理解の可能性を追究した書である。

目次

第1部 秋成の和学活動(秋成の万葉集講義
秋成の実朝・宗武をめぐる活動
秋成と蘆庵社中―雅交を論じて『金砂』に及ぶ)
第2部 秋成の学問と文芸(秋成の師伝観と『戴恩記』
秋成歌論の一側面―『十五番歌合』をめぐって
『春雨物語』「目ひとつの神」の和歌史観
『春雨物語』の「命禄」―「目ひとつの神」を論じて主題と稿本の問題に及ぶ)
第3部 秋成の和学とその周辺(山地介寿の在洛時代
荒木田久老『万葉考槻乃落葉四之巻解』の生成
林鮒主の和学活動と交流
林鮒主年譜稿)

著者紹介

高松 亮太 (タカマツ リョウタ)  
昭和60年(1985)、新潟県佐渡郡(現・佐渡市)生まれ。國學院大學文学部卒業。立教大学大学院文学研究科博士前期課程修了。同後期課程中途退学。博士(文学)。国文学研究資料館機関研究員、日本学術振興会特別研究員PD(東京大学)を経て、現在、県立広島大学人間文化学部専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)