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物語のカギ 「読む」が10倍楽しくなる38のヒント

出版社名 笠間書院
出版年月 2022年8月
ISBNコード 978-4-305-70965-3
4-305-70965-1
税込価格 1,980円
頁数・縦 327P 19cm

商品内容

要旨

文学だけでなくマンガや映画まで幅広い「物語」へのあふれる愛をつぎこんだ記念すべき1冊!!

目次

序章 なんで物語を読むのか?物語を味わうってどんなこと?
第1章 物語の基本的な仕組み
第2章 虫の視線で読んでみる
第3章 鳥の視線で読んでみる
第4章 理論を駆使してみる
第5章 能動的な読みの工夫

出版社・メーカーコメント

本の魅力をわかりやすく伝える書評動画で人気のYouTubeチャンネル「スケザネ図書館」。その配信者である著者が、文学だけでなくマンガや映画まで幅広い「物語」へのあふれる愛を語りながら、より深く味わうための目のつけどころ=「カギ」をわかりやすく解説します。小説・詩歌・マンガ・映画など幅広いジャンルを対象に、『走れメロス』、『アンナ・カレーニナ』といった名作文学から『呪術廻戦』(マンガ)、『ドライブ・マイ・カー』(映画)など近年の人気作まで、多種多様な作品をピックアップ。それら具体例を紹介しながら紹介す「カギ」は、「語り手を信頼するな!(『日の名残り』)」、「比較・変遷をたどれ!(歌人・俵万智の作風の変化)」、「元ネタを探ろう(『ピーターパン』と『約束のネバーランド』)」など。著者自身が物語の面白さに目覚めた経験談を交えながら、様々な角度から「物語」の楽しみ方を案内します。ふだんあまり本を読まない人や、まだ読書に慣れていない中高生にこそ読んでもらいたい1冊です。

著者紹介

渡辺 祐真・スケザネ (ワタナベ ユウマスケザネ)  
1992年生まれ。東京都出身。東京のゲーム会社でシナリオライターとして勤務する傍ら、2021年から文筆家、書評家、書評系YouTuberとして活動。文庫の解説、書評多数。ラジオなどの各種メディア出演、トークイベント、書店でのブックフェアなども手掛ける。毎日新聞文芸時評担当(2022年4月〜)。YouTubeチャンネル「スケザネ図書館」では、書評や書店の探訪、ゲストとの対談など、多数の動画を展開している。翻訳家Emily Balistrieriのアシスタントとして、森登美彦『夜は短し歩けよ乙女』(The Night is Short,Walk on Girl)などの翻訳を手掛けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)