• 本

詩人の愛 百年の恋、五〇人の詩

出版社名 河出書房新社
出版年月 2002年7月
ISBNコード 978-4-309-01478-4
4-309-01478-X
税込価格 1,650円
頁数・縦 196P 20cm

商品内容

要旨

鑑賞日本恋愛詩。五〇人の恋愛詩から、その恋人と愛の中身を訪ねる。

目次

過ぎにし春は夢なれど―北村透谷「双蝶のわかれ」
わがこゝろなきためいきの―島崎藤村「初恋」
夢とこしへ甘きに―与謝野鉄幹「敗荷」
わたしは其れを感じる―与謝野晶子「帰途」
その人は答へにけらく―石川啄木「泣くよりも」
そんなにもあなたはレモンを待つてゐた―高村光太郎「レモン哀歌」
きみときくやみのしたたり―山村暮鳥「幸福」
罪ノヤミヂニフミマヨフ―北原白秋「野晒」
しらさぎさへもきみかとぞおもふ―中勘助「あるときのうた」
ああ浦さびしい女!―萩原朔太郎「猫の死骸」〔ほか〕

おすすめコメント

初恋。不倫。別れ。恋に生き、愛に死す。日本百年の詩業。詩作の陰に日なたに様々な愛があった。五〇人の恋愛詩から、その恋人と愛の中身を訪ねる。

著者紹介

正津 勉 (ショウズ ベン)  
1945年、福井県生まれ。詩人。72年に詩集『惨事』で詩壇にデビュー。自虐的かつ暴力的な詩的言語で注目をあび、以後、70年代詩人のひとりとして活発な詩作活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)