• 本

言葉の外へ

出版社名 河出書房新社
出版年月 2003年2月
ISBNコード 978-4-309-01522-4
4-309-01522-0
税込価格 1,980円
頁数・縦 251P 20cm

商品内容

要旨

思索を身体に刻印するために。『アウトブリード』から5年目のエッセイ集成。

目次

知りたい欲求と知ることの意味
『ドン・キホーテ』と『楡家の人々』
カフカ、カフカ的、カズオ・イシグロ
論理そのものが内包する「生」への敵意
厳密さゆえのダイナミズム
精神の臨界のその先にいる神
黙示録的人間が神の国の到来を願わず…
「記憶の外部化」と思考の衰退
感傷だらけでプロセスがない
フィクションであるがゆえのリアリティ〔ほか〕

著者紹介

保坂 和志 (ホサカ カズシ)  
1956年生まれ。90年『プレーンソング』でデビュー。『草の上の朝食』で野間文芸新人賞、「この人の閾」で芥川賞、『季節の記憶』で谷崎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)