• 本

やどかりとペットボトル

出版社名 河出書房新社
出版年月 2006年11月
ISBNコード 978-4-309-01792-1
4-309-01792-4
税込価格 1,320円
頁数・縦 226P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 君、知るや「愛人ラーメン」

    著者の初エッセイ集とありますが、果たして本当にエッセイ?脚色かなり入ってる?と思う程、驚きの内容です。子供の頃の想い出として語られるには、余りにも突飛なもの。幼稚園の頃の事を、こんなに詳しく覚えているのもオドロキですが、「雷を呼ぶ友人」「マネキンを母として、生活した話」「バースディケーキのロウソクは、命の火」といったフツーには味わえない事柄ばかり。特に母上のキャラが結構ハードで、同情してしまいますが、「これがフツー」の生活だった著者の、淡々とした語り口が暗くさせません。青春時代や、沖縄の風習も書かれていますが、幼少期の出来事のインパクトは強し!石垣島から竹富島まで、泳いで渡る小学生時代の話(渡る理由は?竹富島で泳ぎたいから!!)には、「もうすでに泳ぎまくってるよ!」とつっこみを入れたくなりました。

    (2006年12月16日)

商品内容

要旨

池上永一、待望の初エッセイ集!これってエッセイ!?それとも小説!?ウソみたいなホントの日々。かなり歪んだ視点で綴る不思議ワールド。

目次

1 キッズ・ア・オールライト(孤児院と幼稚園
犬猫が取り持つ縁 ほか)
2 青春とはなんだかんだ?(どろどろバレンタイン
プーさんの蜂蜜 ほか)
3 家族の肖像(大密貿易時代
昔話は時効成立 ほか)
4 オキナワン・ライフ(ソーキ汁と中身汁
太陽と月の時間 ほか)
5 閑居な作家(ただいま修行中
麗しの愛人ラーメン ほか)

出版社
商品紹介

故郷沖縄でのかなりフシギな少年時代から現在のファンタスティックな日々まで。ユニークな池上ワールドの舞台裏が覗ける初エッセイ集。

著者紹介

池上 永一 (イケガミ エイイチ)  
1970年、沖縄県石垣市出身。作家。1994年早稲田大学在学中に『バガージマヌパヌス』で第6回日本ファンタジーノベル大賞を受賞。1998年に『風車祭(カジマヤー)』で直木賞候補に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)