また会う日まで
出版社名 | 河出書房新社 |
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出版年月 | 2007年1月 |
ISBNコード |
978-4-309-01801-0
(4-309-01801-7) |
税込価格 | 1,320円 |
頁数・縦 | 172P 20cm |
書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件
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- 平山書店 (秋田県大仙市)
著者の柴崎友香さんは、1973年大阪府生まれの大阪育ち。4年間のOL生活ののち、1999年に短編『レッド、イエロー、オレンジ、オレンジ、ブルー』でデビュー。以降順調に著作を発表し、今回のは、第20回三島由紀夫賞候補作となった作品である。関西弁のせりふ、ゆるりとした日常の描写が持ち味の著者であるが、本作でもそのテイストが存分に生かされている。何気なく通り過ぎる風景の瞬間をとらえて表現するその優れた感性には思わずはっとさせられ、幾たびも味わうように読み返すときの余韻がたまらない。結局、純文学の世界では、感性がすべてといっても過言ではないが、著者の柴崎さんははその資質を十分に備えている作家であると強く感じた1冊。(のり)
(2007年12月24日)
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商品内容
出版社 商品紹介 |
同級生との記憶を確かめるため上京した25歳OLの有麻は、6日間の東京滞在で、会いたい人に会えるのか。とびきりの恋愛小説。 |
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おすすめコメント
好きなのに今は会えない人がいる……有麻は25歳OL。高校時代、修学旅行2日目の夜。同級生とのある記憶を確かめるため、約束もなしに上京。6日間の東京滞在で、有 麻は会いたい人に会えるのか? とびきりの恋愛小説!