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小説尾形亀之助 窮死詩人伝

出版社名 河出書房新社
出版年月 2007年11月
ISBNコード 978-4-309-01838-6
4-309-01838-6
税込価格 2,420円
頁数・縦 261P 20cm

商品内容

要旨

19世紀最後の年に東北の片田舎の大造り酒屋に生まれ、東京でアヴァンギャルド美術・詩作運動の潮流にもまれ、尾羽打ち枯らして帰郷。自我を捨て、あまりに作為のない奇妙な詩をめざし、詩集『障子のある家』を遺して太平洋戦争のさなかに衰滅死した、ある放蕩無頼な詩人の評伝小説。

出版社
商品紹介

20世紀の初頭に宮城の富裕な造酒屋に生まれ、自己を徹底的に突き放した誠実な窮極の詩を書いて窮死した詩人の生涯を初めて小説に。

著者紹介

正津 勉 (ショウズ ベン)  
1945年、福井県生まれ。詩人。72年に詩集『惨事』で詩壇にデビュー。自虐的かつ暴力的な詩的言語で注目をあび、以後、70年代詩人のひとりとして活発な詩作活動を展開。ナイーブで鋭敏な感性は『エヴァ』『死ノ歌』など極度に研磨された「青春詩」に結実(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)