• 本

掏摸

出版社名 河出書房新社
出版年月 2009年10月
ISBNコード 978-4-309-01941-3
4-309-01941-2
税込価格 1,404円
頁数・縦 175P 20cm

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書店レビュー 総合おすすめ度: 全2件

  • 光も影も現実です

    中村文則の作品に通底するものは、明暗の暗であり、光と影の影であるようです。それがなぜ、読者を魅了するのでしょう。(mogi)

    (2011年6月15日)

  • 好みによって感想が分かれるかも…?

    純文学と大衆小説というモノの違いがよく分かる作品。
    エンタメ性はあるものの、伏線なのかと思って読み進めていたものが実は違う。など、少々肩すかしをくらう。淡々と始まり途中で盛り上がってきたと思うと、後半は・・・。
    ラストでビシっと決まるような大衆小説好きには物足りないと思う。
    が、文章は情景が浮かんでくるほど詳細で繊細。特に主人公がスリをする瞬間の描写には一緒に緊張してしまう。
    善と対した時の悪。悪と対したときの悪。悪の中の善。悪とはいったいなんなのか?
    純文学好きには楽しめる作品じゃないだろうか。
    なんて、大衆小説好きの私が言ったところで説得力はないかも・・・。

    (2009年11月16日)

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商品内容

文学賞情報

2010年 第4回 大江健三郎賞(2014年8回にて終了)受賞

要旨

お前は、運命を信じるか?東京を仕事場にする天才スリ師。彼のターゲットはわかりやすい裕福者たち。ある日、彼は「最悪」の男と再会する。男の名は木崎―かつて一度だけ、仕事を共にしたことのある、闇社会に生きる男。木崎はある仕事を依頼してきた。「これから三つの仕事をこなせ。失敗すれば、お前を殺す。もし逃げれば…最近、お前が親しくしている子供を殺す」その瞬間、木崎は彼にとって、絶対的な運命の支配者となった。悪の快感に溺れた芥川賞作家が、圧倒的な緊迫感とディティールで描く、著者最高傑作にして驚愕の話題作。

おすすめコメント

天才スリ師に課せられた、あまりに不条理な仕事……失敗すれば、お前を殺す。逃げれば、お前が親しくしている女と子供を殺す。「正義の味方はもういらない。誰か映画にして欲しい」と斎藤美奈子氏推薦の話題作!

著者紹介

中村 文則 (ナカムラ フミノリ)  
1977年、愛知県生まれ。福島大学行政社会学部応用社会学科卒業。2002年、『銃』で新潮新人賞を受賞してデビュー。04年、『遮光』で野間文芸新人賞を受賞。05年、『土の中の子供』で芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)