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三島由紀夫の肉体

出版社名 河出書房新社
出版年月 2014年8月
ISBNコード 978-4-309-02318-2
4-309-02318-5
税込価格 3,080円
頁数・縦 289P 20cm

商品内容

要旨

一九五九年七月某日、三島は紹介状もなく、東調布警察署を訪れ、剣道の指南を願い出た。…ボディビル、ボクシング、居合、空手、自衛隊、楯の会。からだを鍛えること、仲間と励むこと、肉体美。三島の文学、美学、思想、行動の中心をなす、「肉体」についての新たな考察。

目次

第1部 宿命のボディビルダー(肉体の飢渇
肉体のめざめ
肉体のゆくえ)
第2部 体験的スポーツ論(ボクシング―血の優雅
剣道・居合・空手―文武両道
東京オリンピック1964―肉体の無力)

出版社
商品紹介

三島由紀夫ほど肉体にこだわった作家はいない。初めての肉体論。コンプレックスの克服が、三島の文学、精神世界の達成でもあった。

著者紹介

山内 由紀人 (ヤマウチ ユキヒト)  
1952年、東京都生まれ。立教大学文学部卒。文芸評論家。1984年、「生きられた自我高橋たか子論」で第27回群像新人文学賞評論部門優秀作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)