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鴎外と漱石のあいだで 日本語の文学が生まれる場所

出版社名 河出書房新社
出版年月 2015年7月
ISBNコード 978-4-309-02393-9
4-309-02393-2
税込価格 3,300円
頁数・縦 282,7P 20cm

商品内容

要旨

日露戦争、大逆事件とゆらぐ20世紀初頭、日本語は、もはや日本人だけのものではなかった―作家は、新しい時代にむかう女たちは、何を見て、どう書いたか。東アジア全域を舞台に刷新される、日本語の文学史。

目次

第1章 鴎外と台湾と魯迅のあいだ
第2章 女の言いぶん
終章 漱石と鴎外のあいだで―移動、地理、語りうるもの

出版社
商品紹介

日露戦争、大逆事件とゆらぐ時代、鴎外や漱石はじめ、作家は何を見て何を書いたか。外地まで射程を延ばし、日本語文学史を刷新する。

著者紹介

黒川 創 (クロカワ ソウ)  
1961年生まれ。作家。同志社大学文学部卒業。十代の頃から「思想の科学」に携わり、鶴見俊輔らとともに編集活動を行う。著書に『国境“完全版”』(伊藤整文学賞、河出書房新社)『明るい夜』(文春文庫)『かもめの日』(読売文学賞、新潮文庫)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)