• 本

遠い触覚

出版社名 河出書房新社
出版年月 2015年9月
ISBNコード 978-4-309-02408-0
4-309-02408-4
税込価格 1,980円
頁数・縦 349P 20cm

商品内容

要旨

私がしたのは、私はしなかったからだ。小説家の中にある混沌(リアル)に触れる。

目次

「いや、わかってますよ。」
『インランド・エンパイア』へ
ペチャの魂
二つの世界
「ペチャの隣りに並んだらジジが安らった。」
判断は感情の上でなされる
作品全体の中に位置づけられる不快
もう一度『インランド・エンパイア』へ
路地の闘争
時間は不死である

出版社
商品紹介

生と死、フィクションとリアル……2008年から2015年にかけて、作家・保坂和志が考え続けてきた、奇跡のような思考の軌跡。

著者紹介

保坂 和志 (ホサカ カズシ)  
1956年、山梨県生まれ。早稲田大学政経学部卒業。93年『草の上の朝食』で野間文芸新人賞、95年『この人の閾』で芥川賞、97年『季節の記憶』で谷崎潤一郎賞と平林たい子文学賞、2013年『未明の闘争』で野間文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)