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老人のライセンス

出版社名 河出書房新社
出版年月 2018年7月
ISBNコード 978-4-309-02714-2
4-309-02714-8
税込価格 858円
頁数・縦 219P 18cm

商品内容

要旨

老成を極めた人間力にせまる66篇。

目次

第1章 老人って何?(老人って何?
「若返り」対「老成」の構図 ほか)
第2章 老猿に道をゆずるの巻(老猿に道をゆずるの巻
蓮っ葉な女の読書に翻弄される ほか)
第3章 理想ではないが、妻である(文鎮の安心と重みよ、今いずこ
右と左に泣き別れる老人の心もよう ほか)
第4章 何しろ、人間の舌は器用なもんでしてね(何しろ、人間の舌は器用なもんでしてね
鮨ネタの栄枯盛衰 ほか)
第5章 今日は、絶好の雨日和(黒鉄ヒロシという謎の生命体
病んだヨーロッパ人、伊丹十三 ほか)
第6章 涙をさそう唐辛子の焼香(極め付きの無表情
上り坂と下り坂はどっちが多い? ほか)

おすすめコメント

類まれなる観察眼で、味わい深い老人を見つめ続けてきた著者が、老成を極めた達人たちを描き、満開の人間力にせまる!極上のエッセイ

著者紹介

村松 友視 (ムラマツ トモミ)  
1940年、東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。82年『時代屋の女房』で直木賞、97年『鎌倉のおばさん』で泉鏡花文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)