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みっちんの声

出版社名 河出書房新社
出版年月 2021年2月
ISBNコード 978-4-309-02946-7
4-309-02946-9
税込価格 2,200円
頁数・縦 269P 19cm

商品内容

要旨

なつかしくて、たのしくて。作家はみっちんの声を聞くためにいくどもいくども通った。そして問わず語りに明かされる『苦海浄土』誕生秘話、その希有な作品群のみなもと―石牟礼が亡くなる3か月前までの十年近い交友の軌跡がいきいきと甦る対話集。同じ詩人・作家同士の親密な語り合いのなかから池澤は石牟礼文学の真髄を浮かび上がらせる。

目次

1 2008年7月〜2012年6月(2008年7月9日
2012年5月19日
2012年5月20日
2012年6月17日
2012年6月18日)
2 2014年8月〜2017年11月(2014年8月31日
2015年1月18日
2015年11月14日
2016年5月19日
2016年8月19日
2017年8月14日
2017年9月23日
2017年11月22日)

出版社・メーカーコメント

石牟礼が亡くなる直前まで、十年近い交友の軌跡が生き生きと甦る対話集。作家同士の親密な語り合いの中から池澤は、石牟礼の創作秘話、その奇跡的ともいえる作品の真髄を浮かび上がらせる。

著者紹介

石牟礼 道子 (イシムレ ミチコ)  
1927年、熊本県生まれ。1969年『苦海浄土』三部作の第一部となる『苦海浄土―わが水俣病』を刊行、第一回大宅壮一ノンフィクション賞に選ばれるも辞退。1973年マグサイサイ賞受賞、1993年『十六夜橋』で紫式部文学賞、2001年朝日賞、2002年『はにかみの国―石牟礼道子全詩集』で芸術選奨文部科学大臣賞、2014年『祖さまの草の邑』で現代詩花椿賞を受賞。2018年逝去
池澤 夏樹 (イケザワ ナツキ)  
1945年、北海道生まれ。1984年『夏の朝の成層圏』で長編小説デビュー。1988年『スティル・ライフ』で芥川賞、1992年『母なる自然のおっぱい』で読売文学賞、1993年『マシアス・ギリの失脚』で谷崎潤一郎賞、2010年『池澤夏樹=個人編集 世界文学全集』で毎日出版文化賞、2011年朝日賞、2020年『池澤夏樹=個人編集 日本文学全集』で毎日出版文化賞、他多数受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)