• 本

東京ディストピア日記

出版社名 河出書房新社
出版年月 2021年4月
ISBNコード 978-4-309-02961-0
4-309-02961-2
税込価格 1,892円
頁数・縦 266P 19cm

商品内容

要旨

すべて現実に起きたこと、コロナ禍の一年間。オリンピック延期、和牛券、休業要請、#うちで踊ろう、Zoom飲み会、アベノマスク、ステイ・ホーム太り、自粛警察、極端な選択、2度目の緊急事態宣言…誰もが体験したコロナ禍の暮らし。作家が仔細に記録する2020年1月〜2021年1月の現実。

目次

1 桜咲く―二〇二〇年一月二十六日(日)〜二〇二〇年三月八日(日)
2 日常の終わり―二〇二〇年三月九日(月)
二〇二〇年四月七日(火)
3 ステイ・ホーム?―二〇二〇年四月八日(水)〜二〇二〇年五月六日(水)
4 新しい生活―二〇二〇年五月七日(木)〜二〇二〇年五月二十九日(金)
5 わたしは何者か?―二〇二〇年六月二日(火)〜二〇二〇年七月十八日(土)
6 ディストピア―二〇二〇年八月四日(火)
二〇二〇年九月六日(日)
7 ガールクラッシュ―二〇二〇年九月十三日(日)〜二〇二〇年十月二十五日(日)
8 時間どろぼう―二〇二〇年十一月十五日(日)〜二〇二〇年十二月三十一日(木)
9 分断と融和―二〇二一年一月七日(木)
二〇二一年一月九日(土)

おすすめコメント

作家・桜庭一樹が記録するコロナ禍の東京・2020年1月〜2021年1月。分断が進むこの世界で、私は、あなたは、どこにいて何を思考する、誰なんだろう――?

著者紹介

桜庭 一樹 (サクラバ カズキ)  
1971年島根県生まれ。99年、ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作を受賞しデビュー。2007年『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞受賞。08年『私の男』で直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)