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書物の森の思い出

皆川博子随筆精華 3

出版社名 河出書房新社
出版年月 2022年10月
ISBNコード 978-4-309-03065-4
4-309-03065-3
税込価格 3,300円
頁数・縦 326P 20cm

商品内容

要旨

幼少期の追憶、戦禍の子供たちと「死の泉」のこと、歌舞伎あれこれ、週間日記に執筆の秘密。夢中になって物語を紡いできた懐かしく愛しき時間。自伝エッセイ、身辺雑記連載など68の名品選。

目次

第1部 季のかよい路(かるたとり
ヨデの話 ほか)
第2部 舞台つ記(舞台つ記
確率二分の一のスリルの連続 ほか)
第3部 アリスのお茶会(J・グリーンの『閉ざされた庭』
血糊の挑発 ほか)
第4部 ビールが飲みたい(親はあっても…
私のアキレス腱 ほか)

出版社・メーカーコメント

幼少期の追憶、世界が反転した敗戦、歌舞伎の魅力、『死の泉』と戦禍の中の子供たち、偏愛する小説と映画、執筆の秘密――物語を愛し、幻想の世界に遊ぶ小説の女王の随筆集、待望の第三弾。

著者紹介

皆川 博子 (ミナガワ ヒロコ)  
1930年生まれ。72年『海と十字架』でデビュー。73年「アルカディアの夏」で小説現代新人賞を受賞後、ミステリ、幻想小説、時代小説、歴史小説等、幅広いジャンルで創作を続ける。85年『壁―旅芝居殺人事件』で日本推理作家協会賞、86年『恋紅』で直木賞、90年『薔薇忌』で柴田錬三郎賞、98年『死の泉』で吉川英治文学賞、2012年『開かせていただき光栄です』で本格ミステリ大賞、12年日本ミステリー文学大賞、22年『インタヴュー・ウィズ・ザ・プリズナー』で毎日芸術賞。15年文化功労者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)