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山影の町から

出版社名 河出書房新社
出版年月 2024年11月
ISBNコード 978-4-309-03933-6
4-309-03933-2
税込価格 2,200円
頁数・縦 221P 20cm

商品内容

要旨

アスファルトの世界を離れ、わたしは、山なみの影がさす町秩父へ移り住むことにした―。庭と植物、自然と文学が絡み合う土地で、真摯に生きるための「ことば」を探す。練達のフランス文学者による清冽なエッセイ。

目次

常山木
巣箱の内外
ふきのとう
虫と本能
葛を探す
山の向こう
モノクローム
野ばら、川岸、青空
金木犀
霧と海
ダムを見に
荒川遡行
斜めの藪
草の名
バタースコッチ
サルビア・ガラニチカ
車輪の下
雲百態
田園へ
土の循環〔ほか〕

著者紹介

笠間 直穂子 (カサマ ナオコ)  
1972年、宮崎県串間市生まれ。東京大学大学院総合文化研究科単位取得退学。国学院大学文学部教授。フランス語近現代文学研究、仏日文芸翻訳。訳書に『心ふさがれて』(第十五回日仏翻訳文学賞、インスクリプト)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)