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人はいつか死ぬものだから これからの終末期ケアを考える

出版社名 河出書房新社
出版年月 2009年4月
ISBNコード 978-4-309-20520-5
4-309-20520-8
税込価格 2,090円
頁数・縦 269,12P 20cm

商品内容

要旨

人命を救うために医師をめざしたのに、臨床研修を始めて「医師とは死に囲まれた日常を生きる職業」と思い知らされた著者。患者にとって本当に必要な治療とは何か、迷いながらも学んだ日々を回想する。

目次

第1部 理念(復活屋
星の巡りの神秘とともに
「見て、覚えよ」)
第2部 実践(非公式のカリキュラム
M&M―死亡症例検討会
女性人体模型)
第3部 再評価(害を与えてはならぬ
お伝えしなければならないことが…
鏡に自分を見るように)

出版社
商品紹介

患者に本当に必要な治療とは何か。現代医療が抱える問題を根底から見つめ、葛藤する女医が語るノンフィクション。

著者紹介

チェン,ポーリーン・W. (チェン,ポーリーンW.)   Chen,Pauline W.
ハーヴァード大学を卒業後、ノースウェスタン大学ファインバーグ医学校に学び、イェール大学、国立がん研究所、UCLAなどで外科医としての研鑚を積む。1999年にはUCLAの年間優秀外科医の一人に選ばれた。初めての著書である『人はいつか死ぬものだから―これからの終末期ケアを考える』は、医療の現場における生と死を率直に語り、その真摯なまなざしと卓越した筆力によって、医療関係者にとどまらない幅広い層の読者を獲得し、いまなお静かな感動の輪を広げている。現在、夫と双子の子供たちと共にボストン近郊に暮らす
那波 かおり (ナワ カオリ)  
翻訳家。上智大学文学部卒業
西村 知樹 (ニシムラ トモキ)  
1991年防衛医科大学校卒業。同年医師国家試験合格。亀田総合病院にて2年間の初任臨床研修を修了後、同院心臓血管外科ジュニアレジデント、総合内科チーフレジデントを経て、1995年アメリカアイオワ大学病院で内科専門医臨床研修を開始、1998年に修了。その後、米国ハワイ大学で老年病内科専門医臨床研修を開始、2000年に修了。1998年に米国内科専門医試験に合格、99年には米国老年病内科専門医試験に合格。2000年に日本へ帰国後、いくつかの病院勤務を経て、2005年に神奈川県平塚市の湘南ウェルネスクリニック院長となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)