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アンダルシアの肩かけ

出版社名 河出書房新社
出版年月 2009年7月
ISBNコード 978-4-309-20522-9
4-309-20522-4
税込価格 1,980円
頁数・縦 249P 20cm

商品内容

要旨

表題作ほか、死者たちのための灯火が、ひとつ、またひとつと消えていくのを目撃した少女の恐怖を描く「灯火を盗んだ男」、思春期の少女の性愛に対する深層心理を浮かび上がらせた「眼鏡の男」「天使の通り」など、夢想と現実のあいだを自在に行き来する「子ども」を主題とした傑作を収録。夫モラヴィアと並んで戦後イタリア屈指の作家の自選作品集。

出版社
商品紹介

母と息子の近親相姦的な愛が生む悲劇を描いた表題作ほか、「子供」を主題とした傑作など12編。

おすすめコメント

イタリア最大の女性作家の幻の作品集。母と息子の近親相姦的な愛が生む悲劇を描いた表題作、死者たちのための灯火が次々に消えるのを目撃した少女の恐怖を描いた「灯火を盗んだ男」他12篇。

著者紹介

モランテ,エルサ (モランテ,エルサ)   Morante,Elsa
1912〜1985。ローマ生まれ。幼いうちから童話や詩などの創作を始める。37年、評論家デベネデッティの紹介で雑誌に短編を寄稿。41年、作家アルベルト・モラヴィアと結婚。同年、短編集『秘密の遊び』を出版。48年、長編小説『嘘と魔法』でヴィアレッジョ賞、57年には『アルトゥーロの島』でストレーガ賞を受賞。20世紀イタリア最大の作家のひとりとされている
北代 美和子 (キタダイ ミワコ)  
1953年、東京生まれ。上智大学大学院外国語学研究科言語学専攻修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)