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こびとが打ち上げた小さなボール

出版社名 河出書房新社
出版年月 2016年12月
ISBNコード 978-4-309-20723-0
4-309-20723-5
税込価格 2,052円
頁数・縦 357P 20cm

商品内容

要旨

取り壊された家の前に立っている父さん。小さな父さん。父さんの体から血がぽたぽたとしたたり落ちる。真っ黒な鉄のボールが、見上げる頭上の空を一直線につんざいて上がっていく。父さんが工場の煙突の上に立ち、手を高くかかげてみせる。お父ちゃんをこびとなんて言った悪者は、みんな、殺してしまえばいいのよ。70年代ソウル―急速な都市開発を巡り、極限まで虐げられた者たちの千年の怒りが渦巻く祈りの物語。東仁文学賞受賞。

おすすめコメント

刊行から30年、韓国で今も最も読まれる130万部のロングセラー。知られざる世界的名作がついに邦訳。解説=四方田犬彦。

著者紹介

チョ セヒ (チョ セヒ)  
趙世煕。1942年、京幾道加平生まれ。ソラボル芸術大学(現・中央大学)文芸創作科、慶煕大学国文科に学ぶ。65年、「京郷新聞」新春文芸欄に「帆柱のない葬船」が当選して作家デビュー。その後一〇年の沈黙を経て75年より「こびと」連作を発表し始める。78年、『こびとが打ち上げた小さなボール』を刊行。同作で79年に東仁文学賞受賞
斎藤 真理子 (サイトウ マリコ)  
1960年、新潟市生まれ。明治大学文学部史学地理学科考古学専攻卒業。80年より韓国語を学び、91〜92年、韓国の延世大学語学堂へ留学。15年、『カステラ』で第1回日本翻訳大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)