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フランキスシュタイン ある愛の物語

出版社名 河出書房新社
出版年月 2022年7月
ISBNコード 978-4-309-20858-9
4-309-20858-4
税込価格 4,180円
頁数・縦 421P 20cm

商品内容

要旨

1816年、レマン湖畔。バイロン卿の別荘では、5人の男女がそれぞれ怪奇譚を披露することになる。そこで幼い子を亡くしたばかりのメアリー・シェリーは、生命の禁忌に触れる怪物を夢想しはじめた。いっぽう現代の英国。若きトランスジェンダーの医師ライ・シェリーは、人体冷凍保存施設で出会った気鋭の人工知能研究者ヴィクター・スタインと関係を持つ。しかし謎多き彼は、秘密裏に危うい研究を進めていた…。繰り返される人類の見果てぬ夢が叶う日はくるのか?混沌と狂騒の時代におくる、最も危険なラブストーリー。

出版社・メーカーコメント

1816年、メアリー・シェリーの手で生命の禁忌に触れる怪物譚が書かれようとしていた。一方現代では、若き医師ライ・シェリーがマッド・AI・サイエンティストと危険な恋に落ち……。

著者紹介

ウィンターソン,ジャネット (ウィンターソン,ジャネット)   Winterson,Jeanette
1959年、イギリス・マンチェスター生まれ。熱烈な福音伝道主義クリスチャンの家庭に養女として迎えられ、宣教師となるべく育てられた。10代で同じ教会に通う女性と恋に落ち、それが周囲の猛反対に遭ったことから、16歳で家を出る。その後アイスクリームの移動販売員、葬儀社の遺体化粧係、精神科病院の雑用係などの職を経た後、オックスフォード大学で英文学を学ぶ。1985年に発表した半自伝的な小説『オレンジだけが果物じゃない』がデビュー作部門でウィットブレッド賞を受賞
木原 善彦 (キハラ ヨシヒコ)  
1967年生まれ、翻訳家。京都大学大学院修了。大阪大学大学院人文学研究科教授。ウィリアム・ギャディス『JR』の翻訳で日本翻訳大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)