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日本のオカルト150年史 日本人はどんな超常世界を目撃してきたか

出版社名 河出書房新社
出版年月 2020年3月
ISBNコード 978-4-309-22801-3
4-309-22801-1
税込価格 1,980円
頁数・縦 351P 19cm

商品内容

要旨

科学では説明できない神秘の世界「オカルト」―。予言、超能力、UFO、心霊といった事象は、日本では案外と古くから研究されてきた。そして、1970年代には百花繚乱の様相を呈するが90年代に決定的な転機を迎え、今日に至っている。日本人は、オカルトとどのように向き合ってきたのか、真実はどこにあったのかを、本書は明らかにしていく。

目次

序章 明治大正期―西洋文明が流入し、千里眼や霊術家が活躍
1章 昭和戦前期―軍国主義の下、オカルトが統制・利用される
2章 戦後期―知識人たちが空飛ぶ円盤や心霊に傾倒
3章 高度成長期―オカルトが物質文明に反旗を翻す
4章 1970年代―超能力・UFO・大予言…一億総オカルト化
5章 1980年代―精神世界と自己啓発が密接に結びつく
6章 1990年代―カルト教団の凶行がオカルトの転機に
7章 21世紀―猛烈な批判を浴びたオカルトの復権が始まった
終章 情報の渦に惑わされないオカルト的生き方のススメ

おすすめコメント

明治以後、今日まで150年間の、超能力・心霊現象・UFO・UMAにまつわる出来事・人物について解説。懐かしのブームから公的機関で密かに研究された事象まで、その真相と本質を公開!

著者紹介

秋山 眞人 (アキヤマ マコト)  
1960年生まれ。国際気能法研究所所長。大正大学大学院文学研究科宗教学博士課程前期修了(修士論文のテーマは、大正期における霊術及び霊術家の研究)。13歳のころから超能力少年としてマスコミに取り上げられる。ソニーや富士通、日産、ホンダなどで、超能力開発や未来予測のプロジェクトに関わる。画家としても活動し、コンサルタント、映画評論も手がける
布施 泰和 (フセ ヤスカズ)  
1958年生まれ。英国ケント大学留学を経て、国際基督教大学を卒業(フランス文学専攻)。共同通信社経済部記者として旧大蔵省や首相官邸を担当した後、96年に退社して渡米、ハーバード大学ケネディ行政大学院ほかで修士号を取得。帰国後は国際政治や経済以外にも、精神世界や古代文明の調査、取材、執筆をおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)