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熊神 縄文神話を甦らせる

出版社名 河出書房新社
出版年月 2024年5月
ISBNコード 978-4-309-22920-1
4-309-22920-4
税込価格 3,190円
頁数・縦 258P 20cm

商品内容

要旨

稲作以前の狩猟・採集時代、共存かつ敵対した森の獣たち、ことに大型の熊は生命を与えてくれる崇拝の対象でもあった。ユーラシア大陸の“熊のジャン”説話、古朝鮮の神話伝承から、諏訪信仰、甲賀三郎伝説、熊野信仰、イオマンテの彼方に、縄文の記憶を掘り起こす。

目次

第1章 諏訪大社の謎
第2章 イオマンテの夜
第3章 ミシャグジ神とは何か
第4章 甲賀三郎の謎
第5章 熊野大社の謎
第6章 土偶・縄文式土器の謎

著者紹介

川村 湊 (カワムラ ミナト)  
1951年、北海道生まれ。文芸評論家。法政大学名誉教授。1982〜86年、釜山の東亜大学で日本語・日本文学を教える。著書に、『南洋・樺太の日本文学』(平林たい子文学賞)、『補陀落』(伊藤整文学賞)『牛頭天王と蘇民将来伝説』(読売文学賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)