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人間の測りまちがい 差別の科学史

増補改訂版

出版社名 河出書房新社
出版年月 1998年11月
ISBNコード 978-4-309-25107-3
4-309-25107-2
税込価格 5,390円
頁数・縦 567,23P 20cm
シリーズ名 人間の測りまちがい

商品内容

要旨

脳の容量も知能指数も人間の知能を測る尺度とはなり得ない―頭蓋計測やIQテストなど、人種差別に根拠を与えてきた19世紀以来の生物学的決定論の誤謬をあばき、科学者の社会的責任を問う注目のエッセイ。『ベル・カーブ』批判など5篇を増補。

目次

第1章 序文
第2章 ダーウィン以前のアメリカにおける人種多起源論と頭蓋計測学―白人より劣等で別種の黒人とインディアン
第3章 頭の測定―ポール・ブロカと頭蓋学の全盛時代
第4章 身体を測る―望ましくない人びとの類猿性の二つの事例
第5章 IQの遺伝決定論―アメリカの発明
第6章 バートの本当の誤り―因子分析および知能の具象化
第7章 否定しがたい結論
『ベル・カーブ』批判
三世紀間に見られた人種に関する考えと人種差別主義