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伝えておきたい古きよききもののたしなみ 日本映画に学ぶ

出版社名 河出書房新社
出版年月 2018年1月
ISBNコード 978-4-309-25587-3
4-309-25587-6
税込価格 1,980円
頁数・縦 196P 20cm

商品内容

要旨

本当に美しいきもの姿とは。選び方や着付け、年齢による違いなど、日本映画の名作から知る、きものの知恵、風俗、歴史、そして日本の美。2016年に逝去した着物の達人が遺したメッセージ。

目次

『細雪』きものがおっとりやさしかった時代
『お遊さま』男のきもの、縞のきものの千変万化を堪能する
『吉原炎上』着付けは年齢で変えるもの
小津映画のきもの―なつかしい暮らし、家族のきもの
『夜の河』羽織の美しさを再認識する
『古都』きもの「暗中模索」の時代
『元禄忠臣蔵』おしゃれで派手な元禄のきものを楽しむ
『おはん』女の情け深さが折り込まれた着付け
『雪国』土地の風俗をきもので描く
『残菊物語』明治のきものを楽しむ
『流れる』花柳界から始まる流行
三つの『源氏物語』平安の“雰囲気”に酔う

おすすめコメント

『細雪』『雪国』、小津映画など、日本映画の名作に登場するきものを読み解き、時代風俗や、本当に美しいきものとは何かを考える。2016年に逝去したきものの達人からのメッセージ。

著者紹介

近藤 富枝 (コンドウ トミエ)  
1922年東京生まれ。作家。東京女子大学卒業。旧文部省、NHK、武蔵野女子大学などに勤務。2016年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)