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美術館って、おもしろい! 展覧会のつくりかた、働く人たち、美術館の歴史、裏も表もすべてわかる本

出版社名 河出書房新社
出版年月 2020年5月
ISBNコード 978-4-309-25657-3
4-309-25657-0
税込価格 3,520円
頁数・縦 61P 31cm

商品内容

要旨

イラストが豊富に収められているこの本は、読者のみなさんを美術館やギャラリーの世界へご案内します。画家ダヴィット・ベーム、それに執筆を担当したオンジェイ・フロバーク、ロスチスラフ・コリシャーネク、マルチン・ヴァニェクは、美術館の歴史を振り返る展望を子どもたちに披露し、美術品はどうやって展示するか、美術館は何のためにあるのか、どうやって展覧会はできるのかを紹介してくれます。その他にも、ルドルフ2世がプラハ城で隠していた財宝はどういうものか、散らかったベッドや、アルコール漬けのサメが美術品と見なされるのはどうしてかもわかります。子どもたちがこの本を読み終えたら、美術館を退屈で入りにくい場所とは思わなくなるでしょう。美術館にはいつも面白いことがあって、予想外のものと出逢えたり、魅惑的な物語を発見できる場所だと、きっと思うようになるはずです。ボローニャブックフェア、ラガッツィ賞「アートの本」特別賞受賞。

目次

1 美術館の歴史(美術館は、どこで、どうやってできたの?
最古の美術館から現在(そして未来)まで
芸術と驚異の部屋
絵画陳列室
スタイル・ルーム
抽象の部屋
白い立方体)
2 美術館のしごと(アートにあふれる街
どうして美術館に行くの?どういう人がやってくるの?
美術館の外側はどうなってる?
美術館の内側はどうなってる?
美術館で働いているのはどんな人?
美術館はどうやって作品を守っているの?
美術館はどうやって作品を手に入れるの?
どうやって美術品を保管するの?
修復家
設営担当
コレクションはどうやって展示されるの?)
3 展覧会のつくりかた(どうやって展覧会を準備するの?
どうやって作品を展示するの?
展覧会“謎の庭園”)

おすすめコメント

絵で見て分かる、美術館のすべて。学校での調べ学習に最適。芸術の中心を担ってきたヨーロッパの美術の歴史と成り立ちを、教養として子どもから大人まで楽しんで学べる決定版。

著者紹介

阿部 賢一 (アベ ケンイチ)  
1972年東京都生まれ。東京大学准教授
須藤 輝彦 (スドウ テルヒコ)  
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)