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遡行 変形していくための演劇論

出版社名 河出書房新社
出版年月 2013年1月
ISBNコード 978-4-309-27314-3
4-309-27314-9
税込価格 2,090円
頁数・縦 253P 20cm

商品内容

要旨

社会に対して芸術のできる“働き”とは何か?現代演劇の旗手、チェルフィッチュの岡田利規が書き下ろす、演劇の根源的な幹を抱きながら、新しい場所に辿り着くための方法。

目次

第1章 ルースで自由な強さのほうへ―二〇一二〜二〇一〇年(二〇一二年四月(初演)『現在地』
二〇一一年九月『家電のように解り合えない』 ほか)
第2章 公共にこんがらがって―二〇〇九〜二〇〇八年(二〇〇九年一〇月(初演)『ホットペッパー、クーラー、そしてお別れの挨拶』
二〇〇九年七月『記憶の部屋について』 ほか)
第3章 作品の文脈―二〇〇八〜二〇〇六年(二〇〇八年五月(初演)『フリータイム』
二〇〇七年一一月『ゴーストユース』 ほか)
第4章 演劇という実験―二〇〇六〜一九九九年(二〇〇四年二月(初演)『三月の5日間』
一九九九年〜二〇〇三年横浜STスポットで)

出版社
商品紹介

現代演劇の旗手・岡田利規(チェルフィッチュ)による初演劇論。自らの遍歴を遡りながら、思考に即して姿を変形していく方法を探る。

著者紹介

岡田 利規 (オカダ トシキ)  
1973年生まれ、神奈川県出身。演劇作家、小説家、チェルフィッチュ主宰。1997年、チェルフィッチュを結成。2005年に『三月の5日間』で第49回岸田國士戯曲賞を受賞。2007年にデビュー小説集『わたしたちに許された特別な時間の終わり』を発表し、第2回大江健三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)