• 本

小さき花々

河出文庫 よ9−4

出版社名 河出書房新社
出版年月 2010年7月
ISBNコード 978-4-309-41028-9
4-309-41028-6
税込価格 902円
頁数・縦 237P 15cm

商品内容

要旨

幼い頃、教会の日曜学校で仲良くなったみつると栄ちゃん。女学校に進学したみつると対照的に、父の病気のせいで芸者になった栄ちゃんを襲う悲しい運命…(『天国と舞妓』)。貧富の差など社会の流れの中で引き裂かれゆく少女たちを描く、「少女の友」黄金期に『花物語』の続編として連載された少女小説の傑作集。

著者紹介

吉屋 信子 (ヨシヤ ノブコ)  
1896年、新潟市生まれ。10代〜20代にかけて発表した『花物語』が「女学生のバイブル」と呼ばれる程の大ベストセラーとなる。その後『安宅家の人々』『徳川の夫人たち』『自伝的女流文壇史』など多数の作品を発表、流行作家として人気を博した。52年、「鬼火」で女流文学賞、67年、菊池寛賞受賞。73年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)