• 本

売春という病

河出文庫 さ20−2

出版社名 河出書房新社
出版年月 2011年5月
ISBNコード 978-4-309-41083-8
4-309-41083-9
税込価格 715円
頁数・縦 218P 15cm

商品内容

要旨

月収数百万円の世界を棄て、現代の「売春婦」たちはどこへ消えたのか?売春をやめ、「昼」の生活にもどった彼女たちを待ちかまえていたものは…。肉体と精神をすり減らし、自分を売り続けてきた女たちが、現在と過去を赤裸々に明かし、売春という病を追究する衝撃のノンフィクション。

目次

詠子―風俗で得た経験っていうか、男を見定めるならエッチしろ、だね。
彩子―旦那と別れた理由?「お前だけ貯金できていいな」って言われたのよ。
マドカ―稼いだお金は結局あぶく銭。私はそれをしたいことに使って残さなかったから、よかったと思ってる。
めぐみ―主婦も売春婦と一緒。身体を一人に売って生活してるか、沢山の人に売って生活してるかの違い。
深雪―女王様をね、やってみたかったんです。あと、変態に興味があったの。
愛―私の人生なんだからいいじゃんって思ってた。でも、子供に申し訳ないなって思うようになったの。
里歌―しっかり稼いでさっさと辞める。それで、やりたい仕事をすればいい。
春菜―自分が医者をしてるとは言ってなかった。お客さんにも、誰にも。
「夜」から「昼」へ―あとがきにかえて

著者紹介

酒井 あゆみ (サカイ アユミ)  
福島県生まれ。18歳で上京。歯科助手を経て、水商売、風俗業、愛人業を経験する。20歳でプロダクション会社を設立。22歳で執筆活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)