• 本

にんげん蚤の市

河出文庫 た35−4

出版社名 河出書房新社
出版年月 2018年2月
ISBNコード 978-4-309-41592-5
4-309-41592-X
税込価格 726円
頁数・縦 228P 15cm

商品内容

要旨

忘れえぬ人たちと、かけがえのない想い出が見事に綴られた一冊。乙羽信子、土門拳、司馬遼太郎…さらにコアラと呼んだ宅配青年…そして夫・ドッコイ。惚れたが悪いか!袖ふりあった人との、心に刻み込まれるエピソード。想い出は盗られる心配もない。その幸せがひしひし伝わる珠玉のエッセイ集。安野光雅さんのカットと挿画で。

目次

ホノルルの静かでない生活
のっぺらぼう
デコちゃんレター
眉間の縦じわ
小さな棘
人間鑑定図
年金花火
ホノルル便り
勲章の重さ
菜の花

おすすめコメント

エーゲ海十日間船の旅に同乗した女性は、ブロンズの青年像をもう一度みたい、それだけで大枚をはたいて参加された。惚れたが悪いか  自分だけの、大切なものへの愛に貫かれた人間観察エッセイ。

著者紹介

高峰 秀子 (タカミネ ヒデコ)  
1924年生まれ。女優、エッセイスト。五歳の時、松竹映画「母」で子役デビュー。以降、300本を超える映画に出演。『わたしの渡世日記』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞)など著書多数。夫は脚本家で映画監督の松山善三。2010年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)