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祈ること 出家する前のわたし 初期自選エッセイ

新装版

河出文庫 せ5−2

出版社名 河出書房新社
出版年月 2022年8月
ISBNコード 978-4-309-41908-4
4-309-41908-9
税込価格 891円
頁数・縦 247P 15cm
シリーズ名 祈ること

商品内容

要旨

あの決断、あの懊悩、あの出逢い、あの別離―。四国徳島の吉野川流域で過ごした少女時代、家族・肉親からの出奔、放浪の日々、男たちとの愛と別れ。そして文学への情熱に貫かれた人生。仏の道に導かれ、「恋の重荷」を下ろし、尼僧となるまでの、激しく燃え続けた波瀾万丈の歳月!

目次

1(昏き闇より―わが回心の記
恋の重荷
世外)
2(放浪について
残された夢
年末行事
都城
失われた日々
烈しい生と美しい死を
「祇王寺日記」
道元と私
流域紀行―吉野川)
3(未知の招き
比叡万緑
大原の尼僧
すててこそ)

出版社・メーカーコメント

徳島での少女時代、家庭・肉親からの出奔、放浪の日々、父との断絶、男たちとの愛と別れ、文学への渇望と情熱に貫かれた半生。仏の道に導かれ、尼僧となるまでの波瀾万丈の歳月を赤裸々に描くエッセイ。

著者紹介

瀬戸内 寂聴 (セトウチ ジャクチョウ)  
1922年、徳島県生まれ。東京女子大学卒業。57年「女子大生・曲愛玲」で新潮社同人雑誌賞、61年『田村俊子』で田村俊子賞、63年『夏の終り』で女流文学賞を受賞。73年、平泉中尊寺で得度(法名・寂聴。旧名・晴美)。92年『花に問え』で谷崎潤一郎賞、96年『白道』で芸術選奨文部大臣賞、2001年『場所』で野間文芸賞、11年『風景』で泉鏡花文学賞を受賞。2006年、文化勲章を受章。2021年11月9日、逝去。享年99(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)