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巴里の空の下オムレツのにおいは流れる

新装版

河出文庫 い24−1

出版社名 河出書房新社
出版年月 2024年9月
ISBNコード 978-4-309-42135-3
4-309-42135-0
税込価格 880円
頁数・縦 253P 15cm
シリーズ名 巴里の空の下オムレツのにおいは流れる

商品内容

要旨

戦後まもなく渡ったパリで、下宿先のマダムが作ってくれたバタたっぷりのオムレツ。レビュの仕事仲間と夜食に食べた熱々のグラティネ―一九五〇年代の古きよきフランス暮らしと思い出深い料理の数々を軽やかに歌うように綴った、昭和の料理エッセイの金字塔。

目次

巴里の空の下オムレツのにおいは流れる
また来てまた見てまた食べました
よく食べよく歌え
外は木枯 内はフウフウ
西部劇とショパンと豆と
紅茶のみのみお菓子をたべて
作る阿呆に食べる阿呆
とまとはむぽてと
フランスの料理学校
わが家族の食い気についての一考察
私のゆくところに料理がある

著者紹介

石井 好子 (イシイ ヨシコ)  
1922年、東京生まれ。米国留学を経てフランスに渡り、51年、パリでシャンソン歌手としてデビュー。世界各国の舞台に出演し、帰国後は歌手、エッセイストとして活躍した。1963年刊行の本書で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞、ベストセラーに。2010年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)