• 本

儲けのトリックが面白いほどわかる本 客の心理を巧みに操る仕掛けとは

KAWADE夢新書

出版社名 河出書房新社
出版年月 2005年5月
ISBNコード 978-4-309-50303-5
4-309-50303-9
税込価格 792円
頁数・縦 198P 18cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • このトリックがわかれば、お客様に買ってもらえる

    モノを買っている本人は、自分が欲しくなって買ったと思っているのですが、案 外、売る側から値段のトリックなどを使って心理操作をされているのですね。 著書を読んで真実を知った人は、これから買物をする時に、いままで以上に賢い 消費者になれるのではないでしょうか? この本の著者の今村研司氏は、大学ではマーケティング論を専攻し、現在では、 経済ライターとして、消費者経済の分野での鋭い分析力では高い評価を得ている 方だそうです。 この本は、モノを売る人、買う人のどちらにも読んでいただきたい内容です。 お店の話題だけにとどまらず、メディア、政治、ビジネスなど幅広いエピソート が書かれているところも読み応えがあります。 「儲けのトリック」だけでなく、社会の仕組みもよくわかって、ためになる1冊 です。

    (2006年5月11日)

商品内容

要旨

人間は「錯覚と思い込みの動物」といわれる。ビジネスの世界では、客のその弱点を巧みに突く戦略をもつ者だけが大きな利益を上げている。本書は、そうした“トリック”が、いかに日常的に消費者の購買意欲を煽っているか、例を挙げて明かす。千客万来のノウハウとして、同時に賢い消費者の心得帳として、二重に役立つヒント集である。

目次

1 「値付け」のトリック―なぜ、その値段を見た客は「これは買い得だ」と喜ぶのか
2 「イメージアップ」のトリック―なぜ、モノは変わらないのに客は“あちら”ばかり選ぶのか
3 「宣伝広告」のトリック―なぜ、客はこの口説き文句に心を奪われるのか
4 「集客」のトリック―なぜ、通りすがりの人があの店に引き寄せられるのか
5 「話術」のトリック―なぜ、迷っていた客が一転「買う」と決断するのか
6 「効率アップ」のトリック―なぜ、その店に入ると客は雰囲気に呑まれるのか

著者紹介

今村 研司 (イマムラ ケンジ)  
1954年、兵庫県生まれ。大学ではマーケティング論を専攻し、全国紙経済部記者を経て独立。経済ライターとして精力的に活動中。主に消費者経済の分野で市場動向、商品分析、流通などについてのレポートを新聞、雑誌などに発表、その鋭い分析力は高い評価を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)