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知覚の正体 どこまでが知覚でどこからが創造か

河出ブックス 032

出版社名 河出書房新社
出版年月 2011年6月
ISBNコード 978-4-309-62432-7
4-309-62432-4
税込価格 1,430円
頁数・縦 222P 19cm

商品内容

要旨

知覚された事象とは、現実そのものというわけではない。末梢感覚受容器で得られた情報は、中枢で環境、経験、学習を加味して、適切に、あるいは不適切に修飾されている。つまり我々の知覚は創造されている。無重力のような特殊な環境にあるとき、あるいは、とぎすまされた熟練職人の技などを例に、経験、学習がいったいどのように知覚に影響するのか、芸術と知覚はどのような関係にあるのかなど、これまでほとんど語られなかったその複雑なメカニズムの正体を探る。

目次

1 知覚は環境抜きで成立するのか
2 重力は生物の知覚と行動を支配する
3 遠い記憶と新しい知覚
4 とぎすまされた職人の知覚
5 ブラインド・スポットと伝統芸術の奇妙な関係
6 ひと筋縄ではゆかない美醜の知覚
7 奥行きを知覚しているという確信はどこから来るのか
8 動く目で動くものを見ると

出版社
商品紹介

知覚は得た情報をそのまま脳に送っているわけではない。環境・経験・学習が影響して成り立つ、知覚メカニズムの真のすがたに迫る。

著者紹介

古賀 一男 (コガ カズオ)  
1946年、福岡県・門司生まれ。京都大学大学院教育方法学研究科博士課程中退。名古屋大学環境医学研究所、エコトピア科学研究所を経て、現在は同研究所客員教授。教育学博士。ヨーロッパ眼球運動会議・科学アドバイザリー委員、Journal of Eye Movement Research誌編集委員。1992年には宇宙開発事業団(現宇宙航空研究開発機構)による日本人搭乗科学者を対象とした実験に主任研究者として従事した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)