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日本文学全集 06

源氏物語 下

出版社名 河出書房新社
出版年月 2020年2月
ISBNコード 978-4-309-72876-6
4-309-72876-6
税込価格 3,850円
頁数・縦 637P 20cm
シリーズ名 日本文学全集

商品内容

要旨

宇治を舞台に、光源氏ゆかりの二人の貴公子と姫君との恋と性愛。等身大の男と女を描く完結巻。

目次

匂宮―薫る中将、匂う宮
紅梅―真木柱の女君のその後
竹河―女房の漏らす、玉鬘の苦難
橋姫―宇治に暮らす八の宮と二人の姉妹
椎本―八の宮の死、薫中将の思い
総角―それぞれの思惑
早蕨―中の君、京の二条院へ
宿木―亡き八の宮が認めなかったひとりの娘
東屋―漂うこと浮き舟のごとし
浮舟―女君の苦悩と決意
蜻蛉―悲しみは紛れず
手習―漂う浮舟の流れ着いた先
夢浮橋―二人の運命

おすすめコメント

源氏亡きあと、宇治を舞台に源氏の息子・薫と孫・匂宮、姫君たちとの恋と性愛を描く。すれ違う男と女の思惑  。大長編の最後を飾るドラマチックな「宇治十帖」が圧巻。角田源氏、完結巻。

著者紹介

角田 光代 (カクタ ミツヨ)  
1967年神奈川県生まれ。90年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、2003年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、05年『対岸の彼女』で直木賞、06年「ロック母」で川端康成文学賞、07年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞、11年『ツリーハウス』で伊藤整文学賞、12年『紙の月』で柴田錬三郎賞、『かなたの子』で泉鏡花文学賞、14年『私のなかの彼女』で河合隼雄物語賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)