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図説永井荷風

ふくろうの本

出版社名 河出書房新社
出版年月 2005年5月
ISBNコード 978-4-309-76064-3
4-309-76064-3
税込価格 1,980円
頁数・縦 111P 22cm

商品内容

要旨

町を、人を、時代を描き、東京を歩き続けた都市の作家、荷風。その孤高の人生と珠玉の作品世界をたどる。

目次

序章 荷風の散歩道
第1章 荷風誕生(「狐」の家
「あめりか」から「ふらんす」へ ほか)
第2章 江戸趣味の人(江戸文化への憧憬
『日和下駄』の世界 ほか)
第3章 都市生活者、荷風(荷風ひとり暮らし
『〓(ぼく)東綺譚』の町 ほか)
第4章 偏奇館炎上(敗戦まで
モノが語る荷風 ほか)

出版社
商品紹介

第一人者による、荷風入門書の決定版。生涯、作品はもちろん、都市散策者としての魅力的な横顔にも迫る。孤高の文士の愛した世界。

著者紹介

川本 三郎 (カワモト サブロウ)  
1944年、東京生まれ。作家、評論家。東京大学法学部卒業後、朝日新聞社記者を経て、映画、文芸、都市論の評論活動に入る。主な著書に『大正幻影』(新潮社、1990年、サントリー学芸賞)、『荷風と東京』(都市出版、1966年、読売文学賞)、『林芙美子の昭和』(新書館、2003年、桑原武夫学芸賞・毎日出版文化賞)ほか多数
湯川 説子 (ユカワ セツコ)  
1968年、東京生まれ。日本女子大学文学部国文学科卒業。東京都江戸東京博物館学芸員。「近代版画にみる東京―うつりゆく風景―」展(1996年)、「永井荷風と東京」展(1999年)、「武蔵野文学散歩展〜都市のとなりのユートピア〜」(2004年)などの展覧会を企画・実施(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)