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韓国と韓国人 一哲学者の歴史文化ノートより

出版社名 アドニス書房
出版年月 2004年3月
ISBNコード 978-4-309-90569-3
4-309-90569-2
税込価格 1,980円
頁数・縦 263P 19cm

商品内容

要旨

70〜80年代、「韓国からの通信」を世界に発信したT・K生。彼の国の民生化運動を支えた横顔でも知られる韓国を代表する哲学者が、新しい時代に向けて送り出す遥かな思いに満ちたエッセイ集。

目次

第1章 歴史について(歴史の見方―日本との出会いにおいて
歴史とは何か ほか)
第2章 平和への思い(ランケからカントへ
アフガニスタンの危機において ほか)
第3章 忘れえぬ日々(「民衆」の定義について
李光沫について ほか)
第4章 死について(「暗い日曜日」を見て
死について考える ほか)
第5章 新しい時代のために(水の流るるが如くに
「弁証史学」ということ ほか)

出版社
商品紹介

T・K生として韓国の民主化運動を国際的に支えてきた著者が韓国・日本・北東アジアの今を見つめ、つづった思索エッセイ。

著者紹介

池 明観 (チ ミョングァン)  
1924年現在の北朝鮮の平安北道定州に生まれる。1945年小学校教師となるが、47年に38度線を越えて米軍占領下の韓国に渡る。一時、小学校教師として勤め、48年にソウル大学宗教学科に進む。1950年朝鮮戦争に遭い韓国陸軍に従軍。56年に除隊し、高校教師となるが、60年の4・19革命後は徳成女子大学教授を務める。1964年軍事政権によって大学を追われて月刊誌『思想界』の主幹となる。1972年来日して東京大学に学び、74年から東京女子大学客員教授、教授を務め、93年に定年退職。その後韓国に帰国して翰林大学校日本学研究所所長として勤務し、2004年2月に退職。1998年〜金大中政権下では韓日文化交流政策諮問委員会委員長、韓国放送公社(KBS)理事長などを務めた。2000年10月、国際交流基金賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)