まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書
出版社名 | 光文社 |
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出版年月 | 2024年7月 |
ISBNコード |
978-4-334-10380-4
(4-334-10380-4) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 173P 21cm |
書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍 要旨 学生時代の期末レポートや卒業論文、さらに社会人になって書く提案書まで、文書を書いた経験のある人は多いだろう。それらの執筆には、才能やセンスが必要だと感じるかもしれない。しかし、体系的に学べば、誰でも一定のクオリティまで到達できるのではないだろうか。少なくとも論文はそうであるようだ。本書は、学問にかかわるすべての文章を対象とした「アカデミック・ライティング」について、初学者が独力で書けるようになること、また中級以上の人がよりスピーディかつシステマティックに書けるようになることを目指し、その手法を徹底的に要素分解して解説する。著者は論文を、「ある主張を提示し、その主張が正しいことを論証する文章である」とし、その書き方について、大学教育がうまくカリキュラム化できていないと指摘。論文には「アーギュメント」が必要であるという本質を突きつつ、個々の論文は小さなものであっても「世界と接続」されたものであるべきだと述べる。著者は筑波大学人文社会系助教。専門は日米文化史。2023年に米国で博士号を取得(PhD in Comparative Literature)。研究コンサルティングのベンチャー、アルス・アカデミカ代表。 |
商品内容
要旨 |
人文学の論文執筆には、基礎となる習得必須の知識と技術がある。しかし、それを現在の大学教育はうまくカリキュラム化できていない。どんな条件を満たせば論文は成立したことになるのか、どの段階でどの程度の達成が要求されるのか、そしてそのためにはどのようなトレーニングが必要なのか。そもそも、なんのために人文学の論文は書かれるのか。期末レポートからトップジャーナルまで、「独学で書く」ためのすべてを網羅する。類書の追随をまったく許さない、アカデミック・ライティング本の新定番。 |
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目次 |
原理編(アーギュメントをつくる |
出版社・メーカーコメント
人文学の論文執筆には、基礎となる習得必須の知識と技術がある。しかし、それを現在の大学教育はうまくカリキュラム化できていない。どんな条件を満たせば論文は成立したことになるのか、どの段階でどの程度の達成が要求されるのか、そしてそのためにはどのようなトレーニングが必要なのか。そもそも、なんのために人文学の論文は書かれるのか。期末レポートからトップジャーナルまで、「独学で書く」ためのすべてを網羅する。