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金枝篇 呪術と宗教の研究 第1巻

呪術と王の起源 上 付:図(1枚)

金枝篇−呪術と宗教の研究   1

出版社名 国書刊行会
出版年月 2004年6月
ISBNコード 978-4-336-04492-1
4-336-04492-9
税込価格 11,000円
頁数・縦 450,21P 23cm
シリーズ名 金枝篇

商品内容

要旨

失われた世界をめぐる厖大な事実の集積は、近代に生きるわれわれをつねに始原の場所へと回帰させる。ジャンルを横断して現在を刺激し続ける不滅の金字塔、ついに翻訳刊行。

目次

第1章 森の王
第2章 祭司王
第3章 共感呪術
第4章 呪術と宗教
第5章 天候の呪術的支配
第6章 王としての呪術師
第7章 神の化身としての人間神
付録 ヘーゲルにおける呪術と宗教

出版社
商品紹介

王はなぜ殺されるのか。人類の基層に横たわる謎を解明するために、古今東西の神話・風俗・習慣を集積した古典的名著、初の全訳。

おすすめコメント

「決定版」第三版全13巻の本邦初の完訳!「簡易版」では割愛された膨大な事例と原註・出典もすべて収録。

著者紹介

フレイザー,J.G. (フレイザー,J.G.)   Frazer,James George
1854年スコットランド、グラスゴーの裕福な家庭に生まれる。グラスゴー大学卒業後、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジに進み、民俗学・神話学を修める。1879年同カレッジのフェロー、1907年にはリヴァプール大学の教授となり、イギリス最初の社会人類学の講座を担当。また、パウサニアスなどギリシア・ローマの古典の翻訳・考証研究にも力を注ぐ。古代ローマの金枝の伝説に端を発した研究は、呪術の原理、王の起源、タブー、農耕儀礼、スケープ・ゴート等をめぐる世界各地の習俗・伝説へと広がっていき、人類学のみならず、T・S・エリオットやコンラッドをはじめとする文学や、映画・美術・社会学など様々なジャンルに影響を与えている。1941年没
神成 利男 (カンナリ トシオ)  
1917年秋田県に生まれる。朝鮮総督府鉄道局や大蔵省財務局に勤務。1959年頃から本書の翻訳を始める。1970年退職と同時にアイヌの里二風谷に移住。1991年に死去
石塚 正英 (イシズカ マサヒデ)  
1949年新潟県生まれ。1981年立正大学大学院博士後期課程満期退学。立正大学文学部講師、東京電機大学理工学部講師を経て、現在、東京電機大学大学院理工学研究科教授(文化史学・歴史知学専攻)。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)