• 本

絵本化鳥

出版社名 国書刊行会
出版年月 2012年11月
ISBNコード 978-4-336-05544-6
4-336-05544-0
税込価格 2,090円
頁数・縦 71P 19×27cm

商品内容

要旨

「はねのはえたうつくしい人はどこにいるの?」少年のかたりで綴られた幻視の世界―文豪と気鋭の画家が繰りひろげる妖しくも美しい未知なる絵物語。

出版社
商品紹介

文豪・泉鏡花の傑作短篇を、《和ポップ》の気鋭画家中川学が完全絵本化。子どもから大人までが楽しめる泉鏡花のふしぎな世界。

著者紹介

泉 鏡花 (イズミ キョウカ)  
1873年(明治6年)11月4日、金沢生まれ。本名、鏡太郎。九歳で最愛の母を失う。1890年(明治23年)小説家を志して上京後、1年を経て尾崎紅葉に師事。「外科室」「夜行巡査」などの観念小説で評価を得たのち、「龍潭譚」「化鳥」などで幻想的世界に傾き、1900年(明治33年)に代表作「高野聖」を発表。江戸文芸の影響を色濃く受けつつも、“亡母憧憬”を基底とする独自の怪奇幻想の世界とロマンティシズムで、明治・大正・昭和にわたって日本近代文学史上に特異な地位を築いた
中川 学 (ナカガワ ガク)  
1966年(昭和41年)京都市生まれ。浄土宗西山禅林寺派の僧侶。1996年よりイラストレーターとして活躍。“和ポップ”なイラストレーションを国内外の書籍の装幀画や挿絵として提供している。また世界二〇カ国以上で読まれているロンドン発の情報誌「MONOCLE」や、ドイツの美術系出版社「TASCHEN」が発行する世界のイラストレーター特集に掲載されるなど、世界へと活躍の場を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)