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スペイン都市の詩学

南山大学学術叢書

出版社名 国書刊行会
出版年月 2020年12月
ISBNコード 978-4-336-07066-1
4-336-07066-0
税込価格 4,180円
頁数・縦 371,14P 22cm

商品内容

要旨

中世の町並みが息づく諸都市と、近代的な高層ビルが林立する大都市、大聖堂や教会が点在する聖なる空間と、市庁舎や市場、オフィスの並ぶ俗世の空間、旧市街と新市街―場所が変わるたび、その姿を万華鏡のごとく変えていく一篇の詩、スペイン。“遊歩者”の視点から「歩行する身体」を介して「テクストとしての都市」を読み解いていく、スペインを巡る心の旅。

目次

開かれた都市論に向かって
スペイン都市の基本構造
首都マドリード
マドリード周辺の小都市
城塞都市―トレド
芸術都市―バルセロナ
城壁都市―アビラ
大学都市―サラマンカ
要塞都市―ブルゴス
旧王国都市―レオン
古都―バリャドリード
ロマネスク都市―ソリア
ローマ都市―セゴビア
回教都市―コルドバ
驚異都市―セビーリャ
栄華都市―グラナダ
天空都市―ロンダ
海洋都市―カディス
巡礼都市―サンティアゴ・デ・コンポステーラ
地中海都市―バレンシア
祝祭都市―パンプローナ
多声楽的万華鏡の世界

著者紹介

小阪 知弘 (コサカ トモヒロ)  
スペイン政府給費生として、スペイン国立サラマンカ大学大学院博士課程に入学。スペイン国立サラマンカ大学大学院博士課程修了。スペイン国立サラマンカ大学文学博士(Doctor en filolog´ia hisp´anica por la Universidad de Salamanca)。現在、南山大学准教授。専攻、現代スペイン演劇、スペイン映画、比較文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)