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タイム・アフター・タイム

出版社名 幻冬舎
出版年月 2026年5月
ISBNコード 978-4-344-04584-2
4-344-04584-X
税込価格 2,420円
頁数・縦 533P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • タイム・アフター・タイム

    主人公ふたりの笑い声が聞こえてくる胸焦がす極上の物語。
    現在と過去を行ったり来たりしながら、静かにそして時に激しく必然の偶然を重ねながら物語は進んでいく。輝きの余韻を残すラストに心が震える。
    作家生活30周年を記念する500頁を超える長編。残りのページが少なくなるのがもどかしかった。

    (2026年6月23日)

商品内容

要旨

建設会社に勤める尾崎颯は、土砂降りの雨のなか、高校の同級生だった久遠愛と再会する。二人は同じプロジェクトの担当者として再び言葉を交わすようになるが、建築家のデザイン盗用疑惑によって計画は暗転。さらに尾崎の家庭にはスキャンダルが迫り、久遠もまた、癒えない心の傷を抱えていた。揺れ始める心はやがて、二十数年前の夏へと引き戻されていく。青く輝く海と空に歓喜したあの頃と、眩しさを見つめ返せない今―東京と長崎、現在と過去を往還しながら、痛みも後悔もやさしさも、すべてを抱きしめてあたためる長編大作。

出版社・メーカーコメント

解像度の高い人物たちと情景描写に惹き込まれ、どんなに遠くてもなお鮮やかな恋の記憶が立ち上る。 ――松任谷由実(シンガーソングライター) こんなに泣いたら、きっと人生が変わってしまう。そんな恐怖とともに読み終えました。 ――金原ひとみ(作家) 『国宝』の著者、待望の最新作にして、 作家デビュー30周年記念作品! 眩しい夏の初恋と、二十年後の再会―― あの日、二人は何を守り、何を手放したのか? 純粋なものに向き合ってみたいと思った。 眩しいくらい純粋なものに向き合った時、自分の心がまだちゃんと動くのか確かめてみたかった。 『タイム・アフター・タイム』は私なりの純粋なものをたくさん詰め込んだ小説です。 ――吉田修一 「取り返しのつかない間違いをした。 でも、大切な人のそばからは離れなかった」 建設会社に勤める尾崎颯は、土砂降りの雨のなか、高校の同級生だった久遠愛と再会する。二人は同じプロジェクトの担当者として再び言葉を交わすようになるが、建築家のデザイン盗用疑惑によって計画は暗転。さらに尾崎の家庭にはスキャンダルが迫り、久遠もまた、癒えない心の傷を抱えていた。 揺れ始める心はやがて、二十年数前の夏へと引き戻されていく。 青く輝く海と空に歓喜したあの頃と、眩しさを見つめ返せない今――東京と長崎、現在と過去を往還しながら、痛みも後悔も優しさも、すべてを抱きしめてあたためる長編大作。

著者紹介

吉田 修一 (ヨシダ シュウイチ)  
1968年長崎県生まれ。法政大学経営学部卒。97年「最後の息子」で文學界新人賞を受賞してデビュー。同作が芥川賞候補となる。2002年『パレード』で山本周五郎賞、「パーク・ライフ」で芥川賞、07年『悪人』で大佛次郎賞と毎日出版文化賞、10年『横道世之介』で柴田錬三郎賞、19年『国宝』で芸術選奨文部科学大臣賞と中央公論文芸賞、22年『ミス・サンシャイン』で島清恋愛文学賞、25年映画「国宝」に関連して野間出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)