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酔わせる映画 ヴァカンスの朝はシードルで始まる

出版社名 春陽堂書店
出版年月 2024年6月
ISBNコード 978-4-394-77009-1
4-394-77009-2
税込価格 2,200円
頁数・縦 296,7P 19cm

商品内容

要旨

酒と食をめぐる、五感に響く映画コラム集。スクリーンで目に焼きついたビールの真っ白な泡、いつもより煮すぎてしまったじゃがいも、りんごを齧るシャリシャリという音。ワンシーンが映画をふくらます!気鋭のライターが新たな角度で映画を語る新旧国内外の作品200本が登場!索引付き。

目次

第1章 お酒で酔わせる映画(酔いの快楽
不吉な酔い
女が酒を飲むこと)
第2章 りんごと映画の酔わせる関係(りんごを齧るとき
りんごが象徴するものは何?
りんごを愛する者たち
りんごは隠せない)
第3章 酔わずに食べたい映画(悪い男たちの食事風景―マーティン・スコセッシ『グッドフェローズ』他
食べることの幸福を思い出す最後の晩餐―リチャード・フライシャー『ソイレント・グリーン』
家事と労働と―シャンタル・アケルマン『ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地』
パン生地を捏ねる人々―オフィル・ラウル・グレイザー『彼が愛したケーキ職人』
白玉団子が招いた夫の帰還―黒澤清『岸辺の旅』
おとぎ話の甘いケーキがもたらすもの―ジャック・ドゥミ『ロバと王女』
映画リスト おつまみ映画―日本映画に見る美味しい酒の肴)

著者紹介

月永 理絵 (ツキナガ リエ)  
映画ライター、編集者。1982年生まれ、青森県出身。大学在学中から映画の同人誌に参加。出版社勤務後、2014年よりフリーランス。個人冊子『映画酒場』・雑誌『映画横丁』の発行、編集を手がけた。新聞・雑誌・WEBメディアで映画評やコラムを連載中。ほか映画関連のインタビューや書籍・パンフレット編集など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)