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自衛隊はISのテロとどう戦うのか

祥伝社新書 466

出版社名 祥伝社
出版年月 2016年5月
ISBNコード 978-4-396-11466-4
4-396-11466-4
税込価格 924円
頁数・縦 287P 18cm

商品内容

要旨

新安保法、施行。無法集団に捕らわれた日本人は、こう救出される!元陸上自衛隊の情報分析官・元航空総隊幕僚長・元護衛艦艦長の陸・空・海のエキスパートが的確予測!

目次

第1章 「イスラム国」との軍事的な戦い(軍事作戦の実相
有志連合とISILの戦い
ISIL脅威の分析)
第2章 過去のテロ事案から、問題点と教訓を掴む(国外事件から対処の問題点と教訓を掴む
国内事件から対処の問題点と教訓を掴む
航空機のハイジャック、爆破、撃墜から対処の問題点と教訓を掴む)
第3章 過激派組織のテロ襲撃に備える(国家・自治体などの機関や企業が機能的に対応するには
テロ襲撃のシナリオと対策を具体化する図上訓練)

出版社・メーカーコメント

新安保法、施行 無法集団に捕らわれた日本人は、こう救出される! 元陸上自衛隊の情報分析官・元航空総隊幕僚長・元護衛艦艦長の陸・空・海のエキスパートが的確予測! 「ここで重要なことは、日本人の生命を守るためには軍事力の行使も辞さないという覚悟が、国家と国民にあるかということである。国際的には自国民保護のために軍事力を行使することは、国家の責任として最終的に担保されている。やるかやらないかは、拘束している勢力や当該国との関係から高度な政治的判断を必要とすることは言うまでもないが、最終的な手段としてあり得ると認知されていることが重要である」(「おわりに」より) ■戦闘はいかに発生し、どう展開していくのか? 安保関連法が施行され、自衛隊が否応(いやおう)なく他国での戦闘に巻き込まれる危険が現実となった。「日本人に虐殺をもたらし続けるだろう。日本の悪夢を始めよう」とのIS(イスラム国)の宣言を見れば、現地の自衛隊が彼らのテロの対象になる可能性は大いにあるのだ。「大が小を制する」という軍事常識が通用しないテロとの戦いに、正規軍からの攻撃に備えて訓練を重ねてきた自衛隊は、いかに対処するのか。勝算はあるのか。陸・海・空の元自衛隊幹部の軍事評論家3人が高度なデータ分析の上に予測。これが日本が備えるべき戦闘!

著者紹介

西村 金一 (ニシムラ キンイチ)  
1952年生まれ。法政大学卒業後、第1空挺団、幹部学校指揮幕僚課程修了。防衛省・統合幕僚部・陸上自衛隊・情報本部の情報分析官を務め、第12師団第2部長、幹部学校戦略室副室長。退官後は軍事アナリストとして各種委員会で活躍。執筆活動の他、テレビ出演なども多い
岩切 成夫 (イワキリ シゲオ)  
1952年生まれ。防衛大学校卒業。大韓民国防衛駐在官、第8航空団飛行群司令、航空総隊司令部防衛部長、航空総隊幕僚長を務める。退官後は航空作戦、安全保障戦略等の専門家として活躍
末次 富美雄 (スエツグ フミオ)  
1955年生まれ。防衛大学校卒業。護衛艦「しらね」士官、「あきぐも」艦長を経て、シンガポール防衛駐在官、第27、第63及び第3護衛艦司令官、海上自衛隊情報業務群司令。退官後は海上作戦、情報戦等の専門家として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)