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日本人のしきたり 正月行事、豆まき、大安吉日、厄年…に込められた知恵と心

プレイブックスインテリジェンス

出版社名 青春出版社
出版年月 2003年1月
ISBNコード 978-4-413-04046-4
4-413-04046-5
税込価格 734円
頁数・縦 200P 18cm
シリーズ名 日本人のしきたり

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • しきたりに秘められた、知恵と心

    農耕民族だった日本人は、季節の移り変わりを大切にしてきました。自然に感謝し、安泰を願ってきたのです。また同様に、祖先への感謝も忘れず、繁栄を願ってきました。そして、そこにうまれたのが、様々な行事やしきたり。本書は、そんな行事の由来を、わかりやすく説明してくれます。初日の出を拝む習慣と、戦争の意外なかかわり。初夢に見ると目出たい「一富士・二鷹…」とつづくこれらのものは、徳川家康にあやかりたい願望から、駿河名物であること。もともと日本では、端午の節句は女の子のお祭りだった…などなど身近な行事・しきたりの、知らなかった由来が次々と出てきます。こうした“しきたり”を、堅苦しいものと思わず、日本人の豊かな人生観の再発見として、とらえてみてはいかがでしょうか。

    (2007年1月25日)

商品内容

要旨

四季を重んじ、人生の節目を大切にする…いまに残しておきたい伝統の原点をさぐる。

目次

序章 日本人の自然観と信仰
第1章 正月行事のしきたり
第2章 年中行事のしきたり
第3章 結婚のしきたり
第4章 懐妊・出産のしきたり
第5章 祝い事のしきたり
第6章 贈答のしきたり
第7章 手紙のしきたり
第8章 葬式のしきたり
第9章 縁起のしきたり
終章 しきたりに関することわざ

おすすめコメント

「なぜ、正月に鏡餅を供えるのか?」「節分に豆をまく理由は?」「厄年はなぜ男42歳、女は33歳なのか?」・・・・・・などなど、いまに残る年中行事、伝統的なしきたりの由来をさぐる一冊です。四季を重んじる日本人ならではの“豊かな人生観”に触れてみませんか?

著者紹介

飯倉 晴武 (イイクラ ハルタケ)  
1933年東京生まれ。東北大学大学院修士課程修了。宮内庁書陵部首席研究官を経て、現在、奥羽大学文学部教授、日本大学文理学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)