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「食」の未来で何が起きているのか 「フードテック」のすごい世界

青春新書INTELLIGENCE PI−635

出版社名 青春出版社
出版年月 2021年10月
ISBNコード 978-4-413-04635-0
4-413-04635-8
税込価格 1,100円
頁数・縦 186P 18cm

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要旨

世界の人口増加に伴う食料危機や、畜産のもたらす環境負荷の懸念、一次産業や外食産業の人手不足などから、最先端の技術を活用して「食」にイノベーションをもたらす「フードテック」が注目されている。食は、私たちの命を支え、生活や文化にも深く関わる。その未来は、今後どうなっていくのだろうか。本書は、急速に広がるフードテックの最前線について、肉や卵などの代替技術、農業、魚の生産、外食産業、調理機器、ヘルステックなどさまざまな切り口から、多くの実例をとりあげて紹介している。とくに開発競争の激しい代替たんぱく質の分野では、培養肉、代替肉、培養牛乳などの開発が進み、すでに市場に出回り始めているという。今後は、これらの新しい食をいかに普及させるかが課題だが、ヴィーガンやベジタリアンからのニーズ、また米国のZ世代からの支持もあり、市場拡大が予想されているという。監修者は宮城大学食産業学群教授。専門は分子調理で、関心は食の「アート×サイエンス×デザイン×テクノロジー」。著書に『「食べること」の進化史』(光文社新書)、『分子調理の日本食』(オライリージャパン)などがある。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2021年11月9日]

商品内容

要旨

「フード」×「テクノロジー」で日本の食事は、どう変わる?知れば誰かに話したくなる、これが「食」の最前線!

目次

序章 「食」と「テクノロジー」が融合する世界へ
第1章 人口爆発を解決する切り札は「培養肉」!?
第2章 代替技術が生み出す「もどき食材」の可能性
第3章 明日の食料資源不足を救うテクノロジーとは
第4章 「農」と「テクノロジー」が融合する未来図
第5章 世界が注目!日本の魚生産イノベーション
第6章 新型コロナで加速する外食産業の大変革
第7章 スマート調理機器で、食卓がガラッと変わる!
第8章 健康と栄養バランスを守ってくれるヘルステック

著者紹介

石川 伸一 (イシカワ シンイチ)  
宮城大学食産業学群教授。東北大学大学院農学研究科修了。日本学術振興会特別研究員、北里大学助手・講師、カナダ・ゲルフ大学客員研究員(日本学術振興会海外特別研究員)などを経て、現職。専門は分子調理(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)