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ひと口かじっただけでも哲学は人生のクスリになる

青春文庫 し−24

出版社名 青春出版社
出版年月 2024年8月
ISBNコード 978-4-413-29858-2
4-413-29858-6
税込価格 1,078円
頁数・縦 190P 15cm

商品内容

要旨

文庫書きおろし!この一冊で、一生が変わる。深くて面白い哲学のはじめ方。じわじわ効いてくるのが、哲学―生きやすくなる思考のトリセツ。

目次

第1章 働くことを、真面目に考えることから始めよう―賃金・労働時間・権力のルールはどう決められるのか(『今の仕事をこのまま続けていてもいいのだろうか?』―法の根拠なんて、いいかげん(パスカル)
『人間が生きやすくなるための法律じゃないんですか』―権力者たちが勝手に力を押しつけている社会状況(フーコー) ほか)
第2章 あの人よりも上、彼よりも劣る、って何だろう―差別すること・区別すること・順位づけることの深層(『庶民には、クラシック音楽は高級すぎますか?』―ハビトゥス概念(ブルデュー)
『差別の感情はどこから生まれるのか?』―彼らも自分たちと同じ人間である(レヴィ=ストロース) ほか)
第3章 人を愛すること、欲することの苦しみを知る―恋愛・推し活の向こうにある、承認欲求(『アイドルを推すのは、恥ずかしいことですか?』―人間が神の位置に祭りあげなかったものはない(パスカル)
『ブランドバッグには、価値がありますよね?』―記号(言葉)の消費だ(ボードリヤール) ほか)
第4章 人間関係の悩みと、どう向き合うのか―自分でいることと、社会活動とのバランスの取り方(『自分らしくって、どういうこと?』―近代人の疎外(パッペンハイム)
『頑張ってきたのに、報われません』―“〜で楽しむ”と“〜を楽しむ”は違う(ジンメル) ほか)
第5章 人生の成功って、誰が決めるのか―やがて全員、死について考えていく(『現状を変えるために、まずどうしたらいいですか?』―他人の承認に頼ることは、自己承認を弱くする(フロム)
『自分の人生は不安定だし、いつまでも不安です』―大王、邪魔です。どいてください(ディオゲネス) ほか)