• 本

怪異筆録者

創元推理文庫 Mお6−13

出版社名 東京創元社
出版年月 2021年9月
ISBNコード 978-4-488-49013-3
4-488-49013-1
税込価格 968円
頁数・縦 355P 15cm

商品内容

要旨

ホラー作家の津久田舞々は、編集者の勧めで訪れた過疎の町・古賀音の町長から「滞在してこの町のことを書き残してほしい」と依頼される。到着初日に怪奇現象に見舞われた上、「あるもの」の封印を解いてしまった舞々は、その後も手を替え品を替え迫り来る怪異から逃れつつ、どこか異常なこの町の真実に辿り着く。『奇談蒐集家』の著者が贈る愛すべきジェントル・ゴースト・ストーリー。

出版社・メーカーコメント

売れない怪奇小説家・津久田舞々(本名)は、ある日小さな田舎町からの依頼を受けて、その町の郷土史を執筆することになる。だが、到着したその日の夜に、彼は謎の幽霊(?)の封印を解いてしまう。「しっかり妾に仕えろよ。さもなくばお前を呪い殺す」――現れたのはまだ幼い少女だった。ふりかかる受難を躱しつつ、紳士的な祟り神から生意気なお狐さまなど、異界のものたちに遭遇してゆく舞々の運命やいかに。(単行本版『優しい幽霊たちの遁走曲』を改題)

著者紹介

太田 忠司 (オオタ タダシ)  
1959年愛知県生まれ。名古屋工業大学卒業。81年、「帰郷」が「星新一ショートショート・コンテスト」で優秀作に選ばれる。2004年発表の『黄金蝶ひとり』で第21回うつのみやこども賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)