遺品博物館
創元推理文庫 Mお6−14
出版社名 | 東京創元社 |
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出版年月 | 2023年2月 |
ISBNコード |
978-4-488-49014-0
(4-488-49014-X) |
税込価格 | 946円 |
頁数・縦 | 317P 15cm |
商品内容
要旨 |
古今東西のさまざまな遺品を収蔵する遺品博物館。寄贈の希望者が亡くなると、謎めいた学芸員、吉田・T・吉夫が収蔵する物を選定するべくやってくる。それらは、死者自身の人生のみならず、残された人々にとっても重要な意味を持つ品々ばかりだった。彼が遺品と引き換えに残された者たちにもたらすのは、救済か破局か―。熟練の技巧が咲冴え渡る、死者と生者を繋ぐ八つの謎物語。 |
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出版社・メーカーコメント
地元の名士である老医師からいがみ合う遺族への最後の贈り物、過去に起きた殺人の記憶を秘めた細工箱、十歳で命を落とした少年が最後に遺した宝物……老若男女問わず、「死」の後には必ず「遺品」が遺される。そして生前の名声に関係なく、死者が蓄えた物語が込められた遺品を収蔵するのが「遺品博物館」である。学芸員の吉田・T・吉夫が遺品と引き替えに残された者たちにもたらすのは、安寧か崩壊か――熟練の技巧で抉り出す、死者と生者を繋ぐ八つの謎物語。