迷いの谷
創元推理文庫 Fン10−2 平井呈一怪談翻訳集成
出版社名 | 東京創元社 |
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出版年月 | 2023年5月 |
ISBNコード |
978-4-488-58509-9
(4-488-58509-4) |
税込価格 | 1,650円 |
頁数・縦 | 613P 15cm |
商品内容
要旨 |
20世紀英国を代表する怪奇小説の三巨匠としてマッケンの他に平井が名を挙げたのが、優れた古典の素養と洗練された話術で人気を博したM・R・ジェイムズ、緻密な描写で純粋な恐怖を顕現せしめるアルジャーノン・ブラックウッドだ。両者の魅力が横溢する短篇群とコッパード「シルヴァ・サアカス」、ホフマン「古城物語」に加え、ハーンの怪奇文学講義、多彩なエッセーを併録する。 |
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出版社・メーカーコメント
好古趣味と巧みな恐怖演出で近代怪奇小説の礎を築いたM・R・ジェイムズ。幽霊、魔女、異界など多様な題材に怪異のリアリズムを追求しつつ心理学的解釈を加えたアルジャーノン・ブラックウッド。『幽霊島』に続く平井呈一怪談翻訳集成第二集は、マッケンとあわせて英国怪奇小説の三羽烏と称される恐怖の名匠の傑作を中心に、その訳業の原点ともいうべき昭和初年の翻訳、コッパード「シルヴァ・サアカス」とホフマン「古城物語」、さらに鍾愛の作家ラフカディオ・ハーンの怪奇文学講義を集成。付録として作家説や翻訳観が窺えるエッセーを収録。