アジアの経済発展と金融システム 東南アジア編
出版社名 | 東洋経済新報社 |
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出版年月 | 2008年4月 |
ISBNコード |
978-4-492-44348-4
(4-492-44348-7) |
税込価格 | 4,400円 |
頁数・縦 | 322P 22cm |
シリーズ名 | アジアの経済発展と金融システム |
商品内容
要旨 |
本書は、東南アジアを対象に金融システムと経済発展の関係を検討したものです。タイ、インドネシア、フィリピン、マレーシアを対象として、最新の金融制度理論を分析の背景に置くとともに、独自に推計された長期金融統計に基づいて実証的に検討しています。本書の根底には1つの基本的な仮説があります。それは経済発展においてはいかなる形であれ資金の期間変換の問題があり、それをいかに解決するかという問題が経済発展と金融システムの基本的な問題として存在するのではないかということです。近年のアジア危機の最大の教訓は、経済発展のための資金を短期性の海外資金に依存した経済の脆弱性であったと考えられます。そのため本書では、重点の置き方こそ異なるものの、各章とも設備投資行動とその資金調達とくに長期性資金の問題を共通の作業仮説としています。 |
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目次 |
東南アジアの金融発展―共通性・多様性と東北アジアとの対比 |
出版社 商品紹介 |
東南アジア諸国の経済発展と金融システムの関係を、長期資金との関係を中心に多面的に考察。 |